心臓病の症状は?

心臓病の症状として一番よくあげられるのが「咳」です。小型犬の場合は、犬特有の気管障害による咳もありますが、老犬の場合には心臓病を発症しやすくなるので注意してあげてください。

心臓病を患っているときの咳は通常の咳とちょっと違います。何かどこかでひっかけているような詰まっているような、、そんな咳をします。また、早朝や深夜に咳をするのも特徴です。

それから、心臓病には体を動かしたがらなくなるという症状もあります。犬も人間と同じで年を取ると体を動かす回数が減り、歩くスピードなども落ちてしまうものですが、咳と合わせてこのような症状が出ているなら要注意です。

質問:
うちの犬は心臓病と診断されてから元気がなくて寝てばかりになってしまいましたがそんなものですか?

回答
心臓病を患うと体を動かすことを嫌がるようになることがあります。今まで散歩好きだったからと無理やり散歩に連れて行くようなことをすると、心臓に負担をかけることになるので、できるだけ安静にしてあげてください。

心臓病は早期発見で進行を遅らせることが可能です。発見が遅れると手術になり高い手術費が必要になるのでより速い発見が大切です。手術は犬への負担も大きくなるのでできる限り避けたいところです。

心臓病の薬に即効性はある?金額は?

心臓疾患になったときに出される薬の中には血管拡張薬、ACE阻害薬、利尿剤、強心薬などが出されます。

この中でACE阻害薬として出されるニトログリセリンは一般に即効性が高い薬だといわれています。

時々、獣医に出された薬を与え続けても症状の変化が見られないという飼い主さんがいますが、もしかしたら即効性があるものが含まれてないということも考えられます。

ちなみに、同じACE阻害薬の硝酸イソソルビドやアムロジピンは即効性より持続性のある薬として知られています。

ただ、ニトログリセリンはその即効性の高さから緊急時に用いることが多いため、長い治療を考える場合には出されないことが多いです。

まれに、心臓病に似た症状は出ていても心臓病ではない時もあります。これは、獣医が診断した場合でもありうることです。出された薬を与え続けても変化が見られない場合には、セカンドオピニオンも考える必要があります。

薬の料金は病院によって多少違いがありますが、通常1種類3,000円程度です(1ヶ月)。したがって上記の薬3種(血管拡張薬、ACE阻害薬、利尿剤)を与える場合には月々8,000~9,000円ほどかかることになります。